スチーム弁の交換

修理日記

今回はズボンプレス機の修理です

寒い朝、プレス機を稼働させると蒸気がモクモク
覗いてみるとスチーム電磁弁から激しく漏れていました。

このままでは モーターが水滴で漏電しかねません(モーターヘッドが濡れている)

パーツを用意する

スチーム用電磁弁 200Vの15A(4分)を ネットで注文
配管パーツとしては ニップルが2個、ユニオン15A,シールテープなど
古いユニオンは固着していて外すのは難しく、中のパッキンも使い物になりません
完成してから漏れると言う悲劇を避けるためにも新品にしましょう。

 

分解作業

写真でもわかる等に、弁を取り外そうとしても別の配管が干渉してこのままでは
取り外せませんので 邪魔な配管を2本取り外します。
21番ののモンキーレンチで簡単に外れました。


出口部分は 狭くて工具が回しづらい箇所でした。 外れた配管です。

壊れたスチーム電磁弁を外す

やっと、電磁弁が回せるようになったので、次はユニオンに取り掛かります。
グラインダーに切断用の刃をつけて外周リングを切ってしまいます。
10秒ほどで切れてしまいました。  切れ目に平ドライバーなどを入れてから
回すと簡単に外れます。

後は 順番にバラしてしまいます。

新しい弁の準備

まず、ネジ部分にシールテープをしっかり巻いておきます。出来るだけパーツは
やりやすい場所で組み上げましょう。 しっかり回してスチームが漏れないようにできます。

 


出来上がったら本体に取り付けます。  コツは一度に締め付けないで、全ての配管を繋いでから
少しづつ締めていきます。でないと最後の配管が うまく入らなくなることが多く、
やり直しに追い込まれることがあります。5ミリ以上ずれた配管は ユニオンが
締め付けられなくなります。

最後に電気の配線をして、ソケットにつないで完成です。   作業時間は 1時間ぐらいで、
費用は 電磁弁が 通販の桃太郎で11,990円 ユニオンとニップルが835円です

工具は21のスパナ、パイプレンチ小型、モンキーレンチぐらいで事足ります。
グラインダーは あると便利ですが、金鋸でもできます(5分はかかるかな)
電動工具の使用には 充分な注意をして下さい。

作業は 自己責任です 安全にお願いします。

コメント

  1. クリーニング 友くん より:

    たまに修理を依頼すると、交通費とか出張費などと請求されました、
    工具を買ってもお釣りがきそう。
    でもなんか、失敗しそうで怖い

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